ベトナム旅記 その1
今回は去年ベトナムへ撮影旅行に行った時の話を書かせていただきます。
2016年10月下旬に行ったので、3ヶ月程経つのですが、自分自身の為にも、改めてもう一度振り返ってみようと思います。
今回の旅の目的
ズバリ
海外フォトシューティング。
なのですが、AGEEでは年に一度海外へ行き、撮影をしたり、文化を学ぶ旅をさせてくれます。
(素晴らしい会社。自分は去年3回も行かせていただいてしまいました^^;)
日本でも撮影はしますが、やはり見ず知らずの国なんかで撮影をするのはちょっと勝手が違います。
人は、自分のキャパ以上の事をしていかない限り成長できないものだと言う事を、この様な経験をする事で改めて痛感します。
また、少し話は逸れますが、ちょっと感じている事があります。
日本で行われているいわゆる
ヘアスタイル撮影
というものに前々から疑問を抱いていました。
WEB媒体等に載っているヘアスタイルの写真の事です。
裏話暴露的な感じになりますが、、、
あーゆー写真は、実は、街で歩いているちょっと可愛い素人の子に声を掛けたり、SNS等のDMでモデルの依頼をし、実際に切ったり染めたりしていないにも関わらず、何となくコテとかでフワフワに巻いて恰も自分が施術したかの如くカットやカラーの解説をしていたりします。
なんかおかしい。
そう思いつつ、そんな自分もそういった撮影をしてきました。
しかし、この様な事は美容室を選別する為に出来たコンテンツであり、そういった仕組みになっている為、ある程度仕方ない部分もあるかと思います。
実際、今尚その様な写真を見て美容室を決めたり、スタイリストを指名する方も多いのも事実です。
だから皆んな一生懸命やっています。
しかしどうも腑に落ちない。
髪は人の一部であり、その人を形成する上で大きな役割を担っていると考えています。
それなのに、「その人」を無視するかの様な、真っ白な背景、そして衣装にメイクにスタイリング。
食品などの【物撮り】に近い感覚に思ってしまいます。
そういった葛藤もあり今回の撮影では、
「髪」って何だろう?
という、哲学的な途轍もなく深いテーマを持って冒険に出たのでありました。
今回のクルー
実は以前ベトナムには出張でセミナーをしに来た事があり、自動的に自分がコーディネート役をさせていただく事になりました。
AGEEからは、他にも3人。
メイクが抜群に上手で、今まで何度もコンビで撮影させてもらっている
REINA
社内のフォトコンテストで度々優勝していて、天性の笑いのセンスも抜群の
佐藤イトコ
日本一ヘアケアに詳しいと定評で、日本全国各地に講師として引っ張りだこの
風晴舞也
そして、今回日本からご同行いただいた、長年お世話になる凄腕カメラマンの
松本理加さん
この5人で、今回の旅に臨んできました!
今日はここまで。続きは乞うご期待!
0コメント